ベテランICの日々
キッチン手元照明
1680mmもある長~い棚下照明
ハロゲンランプを取替えても 点灯しなくなり ついに 器具全体を取替えることに
器具は 取付ビスを外しただけでは撤去できず…取り外し作業から難航(-_-;)…
ベテランコーディネーターなのに四苦八苦
…棚下にスライド式の取付金具が2か所ついていて それに器具を吊る格好になっていました
さて 取替え器具はなににしましょうか
オーソドックスな棚下照明ではわくわく感がないので
ライティングレールを提案して、お好みのライトで楽しんでもらいましょう
ペンダントの多灯使いもいいですし
ミニマルデザインのSOLID LINEもいけそうです
器具の取替えは簡単なようで 確認事項があれこれ
電源取り出し位置によっては
スライドコンセントをカットしたり ジョイナーが必要になることも
レール取り付け場所だってどこでもOKなわけではありません
ライトをはめ込むだけのゆとりも要るし…天井付けか正面付けかでダクトカバーが要る要らない?
モノ選びは慎重に 取付施工説明書のチェックも大事です
クリニックのインテリアに?
大宮駅のトイレで発見
バイオフィリックがデザインの潮流…とはいうものの
グレイッシュカラーの室内にフレッシュなグリーン
どこかなじみ切らない感じがあるような
木目を変えるかグリーンのスタイルを変えるか…
さいわい?この壁面の木目は さほどグレイッシュではありません
トイレの入り口で思わず立ち止まって悩みましたが とりあえず写真撮っておきます
パズル
平面も高さも排水位置も電力量も出入り経路も…
あらかじめ 大方 決まっているのが ビルのテナント
まだ微調整はあるでしょうが やっと できそうな気配です
平面図が確定したら インテリア提案のベースを確認ですね
サーカディアンリズムに合わせた光(明るさ)を取り込む(確保する)こと
音環境(反響)とにおい(香り)を整えること そして
明るくあたたかみのある「2.5YR」(彩度控えめ)で 安心感をイメージできる内装にすること
五感にとっての快適性を空間デザインで整える
それが「バイオフィリックデザイン」
彼女も「ベテラン」の域に入ってきたドクターです
経験から得たものと最新の医療デザイン理論
さらに 要望の意図を深堀りしながら 打ち合わせ